『契約おめでとうございます』という言葉への違和感

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今まで、『ご成約おめでとうございます』『ご契約おめでとうございます』という言葉を見聞きした事がありますが、僕はこの言葉に違和感があったので少し考えてみます。

不動産業者にとって契約というものは、非常に大きなものでありがたいものである事は間違いないのですが、お客様にとってはどうでしょうか?

不動産という大きな買い物を決断し、決済・引渡しに向けてのスタートが切られたという意味では大きなもので祝うべきものだという考えもあると思いますが、どちらかと言うとこれからの不安の方が大きいのではないでしょうか。

ローンの事、設計プランの事、施工の事、新しい地域での生活の事、考えていくと不安がいっぱいで仕方ないと思います。

『おめでとうございます』という言葉を言われて嬉しく思わない方は中々いないとは思いますし、門出を祝い、不安を払拭し盛り上げていく為に使うという意味では良いかもしれません。

違和感があるのは、不動産業者にとって契約が一番であるという考え方が透けて見える様な気がするからだと思います。使う人によりけりだと思いますが、この業界は契約最優先・契約が一番重要なものという考え方の方が多くいます。

お客様にとっては、家を買う事・新築住宅を建てる事が目的なのではなく、そこで幸せに快適に生活していく事が目的なのです。その目的を達成させる為に不動産業者・建築業者ができる事は、契約が最優先なのではなく、契約・決済の後にも引き続きお客様をサポートしていく事だと思います。

『ご成約おめでとうございます』『ご契約おめでとうございます』という言葉を使ったからといって、その営業マンが契約の後はほったらかしなのかというと、そうではないと思いたいですが、『ご成約ありがとうございます』の方がしっくりくるなぁと思っています。

小さな事ですが、感謝の気持ちと契約がスタートだという気持ちで業務にあたっていきます。(^^)

プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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