リフォーム済み物件の傾きにご注意をっ!!最近、実需用(投資用ではなく、住居用)のリフォーム済み物件を見に行く機会があったのですが、その時のお話。

内部はフルリフォームされていて新築の様な状態でかなり綺麗。

単純に良いなぁ~という感じでした。

ただ、立地的に高台でかなりの高さの擁壁の上にブロック3段で2次造成したような造成地。

ちょっと怖いなぁと思ったので室内で傾きのチェック。

床に水平器を当てるも傾き無し。

柱・壁も傾き無し。

サッシも全て入れ替えてあり、建て付けもばっちり。

外部は軽微なクラックがあるものの深刻なクラックは無さそう。

表面的に問題無いかな?と思えたのですが、フルリフォームしてたら床の水平は調整できるから調査してもあまり意味がないのかな?とも思いつつ。

で、和室を確認してみるとかなりの傾きが。

やっぱりリフォームで床調整してるな、と判明したのですが、こういう物件の場合、和室で傾きチェックするのは利に適っているなぁと勉強になりました。

なぜかというと、和室の場合フルリフォームしたとしても畳の表換えをするだけで、下地まで調整しないのが普通ですし、長押・付け鴨居等の造作物は建築時には水平に取り付けているのが当たり前なのでその部分で水平が取れていない、イコール家が全体的に傾いていると判断できるからです。

リフォームで水平をとる事は可能ですが、こういう立地で傾いている場合、将来的にさらに傾いていく可能性は高いですし、新築時にも対応が難しい物件となります。

詳細チェックまでしませんでしたが、柱は垂直な感じだったので平行四辺形に不同沈下していっているのだろうと推測できました。

気になったのは物件概要書にはそういう内容の記載がなかったので、告知無しで売ろうとしているのだろうなという事。

短い水平器で測ってかなりの傾きで、歩くと足をとられる感覚になったので結構傾いていると思われます。

リフォーム済み物件の傾きを確認するなら和室でしましょうね!!というマイルールができました。

和室の無い場合のフルリフォーム物件の場合は外部の土台水切り高さとかでレベルチェックまでせなあかんなぁとか。

天井は調整していない可能性もありますので、天井レベルも確認してみるとか。

それにしても嫌なものを見てしまったなという気持ちは拭えませんが・・・。

建築的知識もあるしっかりした不動産仲介業者(そんなものほぼいませんが。というか、業者自身気付いていない可能性もあります。)に頼まないとこの様な物件をしれっと掴まされる事もあるって事でご注意下さい。

物件購入時には一般的にネット広告やチラシ等の物件情報を見て問合せるかと思いますが、安心安全な取引をする為にはバイヤーズエージェントという形で、買い主側に立った知識のある不動産業者を介入させる事も大切です。

(■参考:不動産を購入する時の業者~バイヤーズエージェントという考え方~)

不動産業者は売る為に不都合を隠しがちですし、売主も売る為に不都合を隠す場合が多々あります。

売らないとお金にならない仕事ですので、買主側の業者に関しても同様の場合があります。

本来、不動産業者が消費者の視点に立ってエージェントとして仕事をするべきだと思うのですが・・・、調査能力のないただの口だけ営業マンが大半の業界です(-_-;)

南大阪(河内長野・富田林・大阪狭山・堺・和泉・羽曳野・南河内)で中古の戸建て物件をお探しの方で、ネットで見つけた物件などで一緒に見に行って欲しい物件等ございましたらお付き合い致しますので一度ご連絡下さい。

※事前調査し、取り扱い不可の場合はお断りさせて頂く場合もございます。

プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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