行政がやってる事の実態

色々実務を行う上で、なんだかなぁと思う事が沢山ある。

法律が施行されて、手続きや報告が義務付けられても取り締まったり実態調査しなければ絵に描いた餅。

そういう事が本当に沢山あってうんざりする。

真面目にやるほど手間も増えてコストもアップして割を食う。

実行する事ができないのであればただ単に関連業務を増やしてるだけの税金の無駄遣い。

空家等対策の推進に関する特別措置法。

危ない迷惑な空き家なんか未だに山ほどあります。

さっさと特定空き家に指定して執行しろよ。

大気汚染防止法の改正。

アスベスト調査と報告なんか小さい事業者はほぼやってないかと。

実際他業者に聞くと対応が必要なのに知らない事が多い。

調査会社に細かく聞いてみると調査部分を恣意的に行う業者や、検体数を明らかに少なくしてる業者がいたりとか。

法の本質的機能は実際をみるとそら無理あるやろという事ばかり。

自主報告で資格とれば自主採取OKならそりゃ、あえてアスベスト入ってそうな建材は避けるんじゃないでしょうか(笑)

住宅宿泊事業法。

書類審査だけで現地調査無しって、えっ?

180日規制って自主報告かよ。

そんなもん日数誤魔化し放題やん??

宿泊者名簿の備え付けって記載事項は宿泊者にお願いすれば良くて、拒否された場合は宿泊者が記載義務を果たしていないとなるだけ。

要は書いて下さいね~→お好きにどうぞ。

宅地建物取引業法。

免許無しのブローカーなんか普通に存在する。

大家の反復継続売買なんか普通。

2025年4月からは建築基準法の大幅改正の施行。

これに関しては不動産の方にも大きく影響出そうですが、どうなる事やら。

4号特例の縮小でホンマにリフォーム会社は建築確認申請するんかな??

再建不可の物件が火事で半焼とかなったら修繕できへんよな?とか。

シロアリ被害酷くても修繕できないパターンとかあるよな?とか。

全員が真面目に守ってたら危険な建築物が増えていきそうですw

と、最近思った事の愚痴でした。

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プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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