シンボルの連続性と使い方。ホテル志摩スペイン村にて。

八芒星のシンボル

八芒星9
ホテル志摩スペイン村に滞在させて頂いた際に、八芒星のシンボルをたくさん見つけましたので写真を整理してみます。

何故、八芒星のシンボルがあるのかをホテルの方に聞いてみたところ、イスラム文化に馴染みの深いシンボルだそうです。今回はこの八芒星の意味について掘り下げる事は致しません。

色々な使い方をしていたのが面白かったので、建築デザインとしてのシンボルの使い方を見ていきます。最初の写真は、ロートアイアン調の鋳鉄製ブラケットライトの取付壁が塗り壁である事を利用して、八芒星を型取っています。

ロビーの噴水

八芒星1まずホテルのロビーで目にはいるのが、この噴水です。鮮やかな色使いのタイルを使用しており、ここにも複数の八芒星のシンボルが隠れています。

ロビーの噴水アップ

八芒星2噴水のアップ写真です。

噴水回りの床タイル1

八芒星3噴水周りの床タイルにも発見!

噴水回りの床タイル2

八芒星4ここにも!

中庭の噴水

八芒星5中庭の噴水は外周部の立ち上がりの縁を八芒星の形にしております。

ロビーの照明

八芒星6ロビーのシーリング照明は八芒星の折り上げ天井の中に設置されています。

エレベーターホールの天井

八芒星8エレベーターホールのペンダントライトは八芒星の二段折り上げ天井から吊り下げられていました。

中庭の床

八芒星10中庭の床には石が八芒星の形に敷き詰められていました。

シンボルを多用する事による効果

たくさん写真を掲載しましたが、もっとたくさんあったと思います。一度気になると、八芒星のシンボルを探してキョロキョロしてしまっていました。(^^;)ここにも、ここにもといった感じです。

一つのシンボルを多用する事で、視線を誘導し印象付けるといった効果があるかもしれませんね。

統一してデザインシンボルを決めておくと、デザインのアクセントになりますしイメージがトータルでまとまる様に思います。

八芒星が至るところにあるにも関わらず気付いていない方にもおそらく、無意識下でイメージの刷り込みができているのではないでしょうか?

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プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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