スピードも大切ですが焦りも禁物～満額買付の嘘～

物件が買いたくて探しております。

その中で失敗した話。

見に行って即断即決で買うと決めた物件。

通常、収益物件の場合スピードが重要なので情報が入った当日・翌日には見に行って返事をするのが当たり前という感覚なのですぐにお返事。

指値は入れたものの、近年の物件価格の状況や、仕入れたいという自分の状況も考えてかなり遠慮した指値。

すぐに売主に打診すると、それぐらいなら大丈夫かな～という感触。(色々経緯があり、売主直の案件。)

というか、むしろそんなに出してくれるんですか？というぐらいの絶対いけるなという反応。

で、その翌日。

他者の介入や交渉をブロックしたいので、今日中には最終の返事が欲しいと申し入れ。

すると、今日他社で案内が1件あると・・・。

これはやっても～た～という状況です。

しかも他社で案内があるというのは軽く聞いていて、それがいつになるのかという確認を怠っていたのが敗因。

こういう状況では先に価格を出した方が負けです・・・。

結果、よそで満額で買付入りましたのですいません・・・・チ～ン。

 

売主心理としては、当然この価格で買付が入っていますという、交渉材料の一つにします。

普通に考えると、指値で買付が入っているという話だけしてジャブを打つ。

で、価格が上回っていたらそちらに買ってもらうし、下回っていたら一番手の金額をダシにして買いあがってもらう。

後から案内した買主が買う気なら数万円でも高い価格ならそちらに売りますよね～。

要は言い方が悪いですがダシにされてしまったんでしょう。

他の案内の情報がある時の価格打診は慎重になる必要があるなと。

今更こんな失敗するとはお恥ずかしい限りですが・・・。

それならどうすれば良かったのか？と、これも難しい話。

価格を出す前に、価格を提示して売主側がOKなら他者との交渉はやめて欲しいと持ちかけるのか？

値段が釣り上がるオークションの様な状況にしたくないという理由で納得させられる？

後出しで返事を遅らせた方が良かった？

本質的には交渉事は嫌いなので、なる様にしかならんかぁ～と思ってはいますが、駆け引きって難しいですねぇ～ｗ

結局のところ、表に出る前に勝負決めなあきませんね。

まぁ、融資付けできない様な物件でキャッシュが減る分実はあんまり乗り気じゃなかったと、負け犬の遠吠えしておきますわ。

バリバリ違法物件って分かってんのかな？

満額出す価値無い物件やで？

いや、満額で買付だせなかった僕の負けってだけですね(笑)

 

で、うちの父がその事について話をしていたのですが、絶対満額で買付入ったっていうのは嘘で、向こう側の仲介業者の入れ知恵で『変に買いあがり競争になるのも嫌なので、満額で買付入ったと言って断って下さいね』と言ったに違いないと。

先日レインズにその物件が成約事例として登録されました。

やっぱり満額ではなくちょい買い上がりｗｗｗ

 

という事もあるので、他で満額で決まりましたってのも眉唾で聞く必要がありますよ～。

ホンマに嘘つきばっかりです。