フルレバ派批判では無い。


あけましておめでとうございます。
 
年賀状を書くことを放棄して数年、めちゃくちゃ楽です(笑)
 
今年の仕事初めは2日から簡易宿所の掃除・賃貸契約の段取り・滞納督促・水漏れ修繕対応とちょこちょこ始動しております。
 
登り初めは、富田林一高い山『金胎寺山』296.2m。低っ!幼稚園児がいても30分程で登れるし、危険な場所も無いし、眺望も良いので初めての登山におすすめの山です。
 
では本題。
 
不動産投資(大家業)において、現金激安派とフルローン・フルレバ派の2つがあると思います。
 
僕自身は実は中立派(キャッシュと借り入れのバランス重視)なのですが、やはり極端なやり方にはメリットデメリットがあるんじゃないかなと。
 
マネーリテラシーがある方は借りれるのに借りないのは馬鹿だ的な論調になりがちですが、さてどうでしょう。
 
リテラシー=「読解記述力」です。
 
お金を借りる時の契約書、フルレバ派の方は読解しておられるでしょうか?
 
疑り深い性格の僕は、2017年の11月にFBにこんな事書いてました。
 
『期限の利益の喪失条項の中の、「その他債権保全を必要とする相当の事由が生じたと判断した時」という曖昧な表現が毎回怖いなと……。
この表現って、物件の市場価値が下落したり、金利が上がったりと経済変動が起こった時に自由に貸し剥がしできる様になってますよね?
実際には濫用に当たる場合は訴訟になるんでしょうが、それでも怖い事には間違いない。身の丈に合わない借入はせずに、じっくりコツコツ積み上げよう。と、借用証書を書きながら思いました。』
 
フルレバ派の方にこういう意識は無いのでしょうか?
 
この文章を読むと要は金融機関に命を握られているも同然だし、時代の流れに身を任せたギャンブルみたいなものに思えませんか?
 
時代はインフレに進む流れになっている様な気がします。
 
借り入れの価値は目減りするので借り入れ額が多い方が有利?
金利はどうなっていきますかね?
価値のある物件を買っている方は逃げ切れるでしょう。
周りが全て逃げ切りマインドになった時、物件価格はどうなりますかね?
 
借り入れで大きく膨らんだ資産と確実に積み重なるキャッシュフローを得ていると気が大きくなって、順風満帆、自分は成功者だ、これが正解だとなるのかもしれません。
 
バブル時代にはキャピタルゲインで儲けるのが主流だった為失敗した方が多かったと聞いています。
 
今の時代はキャッシュフローを重要視した不動産投資になっているので簡単には破綻しない様に思えます。
 
しかし、あくまでそれは返済期間と低金利の恩恵を享受できているという大前提の上で成り立っています。
 
さあ、これからどうなっていくでしょうね?
 
僕は色々な物事を疑うのと同時に自分自身のやり方も常に疑います。
だからコツコツ小さくしか前に進めていませんが、それで良いと思っています。
 
これは言い訳でもなんでもなく、実はどんな時代でも自分ならどんな事やっても生きていけるし大丈夫という自信がある事の裏返しで、小さく堅実に積み重ねて、他人は他人、自分は自分で進んでいきます。
 
年初めにお堅いブログになってしまいましたが、フルレバ批判ではありませんので悪しからず。
 
ただ単に、理解してやってるなら胆力が凄いなぁ~と思とるだけです。
胆力じゃなくて論理的に考えて安全というなら教えて欲しいだけです。
根っからの小心者だし、経済にも疎くてマネーリテラシーは無い方だと思うので(笑)
 
バブル期を現役で経験した方なんかの話も聞いてみたいです。
 
んな訳で、今年もゆる~くマイペースにやっていこうと思いますので、よろしくお願い致します🙇‍♂️

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プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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