ボロ戸建て投資の良いところ

ボロ戸建て投資の良いところ

art-2093152_6401棟物の収益用中古物件(2千万~5億程)の売買仲介を専門としていますが、個人的には不動産投資の中でもボロ戸建て物件投資が好きです。

ある程度の実力(実績と属性)がある方が不動産投資をする場合は、中古の一棟アパートやマンションが一番効率が良いと思いますが、『属性が低い・自己資金が無い・不動産投資をした事が無い』という様な方の場合には、これしか選択肢がありません。

僕自身も脱サラしてから大家業を始めた為、属性が低く実績も無い為借り入れを起こす事が難しいという理由があり、今のところボロ戸建て投資を進めていくしか選択肢がありません。

それだけではなく、自身のスキル(元大工・元設計士なので建築に強い)を一番生かせるのがボロ戸建て投資だと思ったので始めました。

正直なところ、ある程度建築や不動産の知識があったり、コミュニケーション能力が非常に高い人だったり、何らかのスキルがある方でないと、ボロ戸建て投資は難しいと思います。(再生・運営が難しい)

建築関係の職人さんなんかが始めれば最適だと思うんですけどねぇ~。

そんなボロ戸建て投資ですが、スキル的に難しい事を除けば良いところが沢山ございます。

ボロ戸建て投資の良いところは

・高利回りが期待できる

・低価格で不動産投資ができる

・再生する過程が楽しい

・最初にキッチリ手を加えておくとランニングの修繕費がかからない

・入居が長くなる

等々です。

高利回りが期待できる

再生する費用の事業予算をキッチリ把握した上で逆算して購入価格を決めれば、自ずと高利回りになります。

高利回りにならないような物件はそもそも購入しません。

指値さえ通せれば物件を作り出す事ができるという事です。

再生を魅力的なものにすれば、賃料も高くとれ、高利回りにできる。

ノウハウで再生コストを抑える事ができれば高利回りにできる。

コントロールできる部分が大きくあるのはボロ戸建て物件投資の魅力的な部分です。

少ない資金で不動産投資ができる

不動産投資といえば、何千万・何億といった資金が必要なイメージも大きいですが、ボロ戸建て物件投資であれば、安ければ100万円~200万円程の投資で始める事も可能です。

不動産投資を始めたいが資金が無い場合にはボロ戸建て物件への投資から始めるのも良い手だと思います。

政策金融公庫で借り入れをする事も比較的簡単ですので、自己資金としては取得経費の20万とか30万とかからスタートする事もできます。

再生する過程が楽しい

ボロ戸建て物件投資の魅力のひとつに再生を楽しむというものがあります。

汚かった家が綺麗になっていく過程を見るのは誰もが楽しめるのではないでしょうか?

僕自身は元大工の元設計士という事で建築がとても好きなので、再生する過程はとても楽しめます。

自分の思い描くデザインを実現するといった楽しみ方もあると思います。

但し、ここで楽しみ過ぎるとコストがかかりすぎて本末転倒な事になりますので、あくまでもコストとの戦いだと思って全体の予算を組み立てていく必要があります。

最初にキッチリ手を加えておくとランニングの修繕費がかからない

最初にしっかり水周り等に手を加えておくと、修繕費などの急な出費がなく、ランニングコストを抑えることができますので、安定運営が可能です。

古い設備を使う場合には、色々ガタがきているのもボロ戸建て物件の特徴ですので気をつける必要があります。

入居が長くなる

戸建てですので、一度入居者が入ると引越しの煩わしさ等から入居期間が長くなる傾向があります。

入居期間が長いという事はランニングコスト(退去時原状回復や入居付けの為の費用)がかからないという事です。


色々ある不動産投資の中でのボロ戸建て投資について書かせていただきました(^^♪

投資に絶対というものは無いと思いますので、自分に合った投資を見つける事が大切だと思います。

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プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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