子育て世帯の収納事情

子育て世帯の収納事情

bs150809330849子育てをされている世帯の方はお分かりかと思いますが、子供の成長と共に家庭における物がすごいスピードで増えていきます。洋服はすぐにサイズが合わなくなるし、おもちゃはどんどん増えていきます。

うちは現在4歳の男の子と、2歳の女の子がいます。洋服もおもちゃも、男の子と女の子では異なる部分が多いので、家の収納量が全く追いついていません。(収納を買い足したり、できる限り自分たちの物を捨てる事でなんとかやりくりしています。)

家に備え付けのクローゼットや押入れが足りなければ、必然的に収納家具を購入していく事になります。

収納家具を置くスペースとして元々予定している場合は問題ないのですが、割とありがちなのが窓があるので、家具を置いてしまうと窓が使いにくくなったり、窓自体が塞がってしまうのでそもそも置くスペースが無いという様なものです。

これはドアの位置や開き方にも言える事なので、新築計画時にはしっかり検討する事をお勧めします。少し位置を変えたり、窓の高さを変えたり、開き戸を引き戸に変えたりする事で、家具を置けるスペースを生み出せる事が多々あります。

我が家では、子供の絵本を入れる場所とおもちゃを置く場所が足りなくなって泣く泣くあまり置きたくない場所に無理矢理置いている状況です。(恥ずかしい話で、中古住宅を8年程前に取得したので、その際は子供もいなくそんな事考えもしませんでした。)

子供ができるとこれだけ物が増えます

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子供ができた時に置き場所に困るものと、困るであろうもものを書き出してみます。

使わなくなった子供服・靴・絵本・おもちゃ・ベビーベッド・ベビーカー・チャイルドシート・ジュニアシート・雛人形・5月人形・子供の帽子・かばん・おむつ・描いた絵や工作品・写真・ベビーゲート・ベビー用品・幼稚園の制服やかばん・おまる・三輪車・バンバンカー・子供の椅子・バウンサー・ぬいぐるみ ・・・等。

パッと思いつくだけで、これだけあります。後々友人や兄弟に譲れるように箱まで綺麗にとっているものもあるので、大変です。(自分で拡張した屋根裏収納に突っ込んでいます。)

これから先子供の成長と共に、さらに予想外に物は増えていくのだろうと考えています。

収納は大切です

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家に備え付けられているクローゼットや押入れ等の収納が不足していると、どうしても室内が散らかりがちになってしまいます。

子育てに追われる為にただでさえ片付ける時間が少ないのに、収納不足だと困りますよね。

散らかっていると危険性もありますし、衛生的にも良くないですし、子供の感性の成長にも影響がある様に思います。

そうなってしまわない為にも、新築住宅計画時や中古住宅取得時には収納にこだわって間取りを決めて頂きたいと思います。

子育て世帯の方の新築住宅設計時にわりと重要なのが、担当設計士さん自体が子育て経験者かどうかという事だと思います。

こればっかりは経験してみないとイメージできない部分ですから、担当設計士さんが子育てをしていない方の場合は自分たち自身でしっかり考えて収納計画を立てて、伝える必要があります。

女性の方は収納に対してこだわりのある方が多いですが、男性の方は収納の重要性にピンときていない方が多いのも事実です。

収納の重要性のわかっていない主人と、子育て経験がなく収納の重要性のわかっていない設計士の組み合わせ主導で建築計画をすすめてしまうと、当然収納計画が考えられていないプランになるのはお分かりかと思います。

自己主張しにくい控えめな奥様方もこればっかりはしっかり口を出していきましょうね。(^^)

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プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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