10年振り返り

2014年の6月に勤め人を辞めて、2024年の6月で丸10年になる事に気付く。
2014年といえば、第1子となる息子が3歳の時、娘が0歳の時。
 
そんな時によく後先考えずに辞めれたなと。
 
父が1人で不動産仲介をしていたというのはあったものの、雇われるとかではないので後ろ盾は全く無い状態。
まずは手伝い的な事をしながら、仲介の仕事をできる様になって、売り上げがたったら報酬を貰うみたいなアバウトな感じのフルコミッション。
報酬を貰うのが目的ではなく、具体的な仲介の仕事を覚えるのが目的だったので、お金をもらうつもりは毛頭なく、数年は収入がなくてもやっていけるし、まぁ最悪またどこかに勤めればいいやろ的な。
 
今考えると中々適当。(この時は不動産無し)
 
その代わり、最初の1年は動き回った。
 
物件情報が出る度に毎日調査に行き、情報をまとめて配信したり、不動産屋に飛び込みまくって情報を集めたりした。
たまたま運良く、すぐに額が大きな物件の仲介が立て続けに成立して、割とまとまった収入を得る事ができたが、毎月の収入がなく不安定極まりない初期。
 
具体的に稼ぐ手段が不動産仲介しかなく、やりがいや喜びを感じる事もないが、とにかく仲介せねばという感じで必死に動く。
仲介は他に左右される仕事・自分で生み出せる物が少ない仕事・頑張りでどうこうできる余地が少ない仕事。
調査や事務的仕事は得意なので適性はあると思うが、クリエイティブがないので楽しさは見い出せない。
売る事を追求する事にも興味が湧かない。
 
数字を追うことに純粋に喜びを感じる事もできない。
 
そんな中何故か小さい不動産を買う様になり賃貸業をしたり、ご縁でリフォーム業をしたり、不動産管理業をしたり、YouTubeしたり、宿泊業をしたり。
雑多に小さく多岐にわたる仕事をしてきました。
 
全ては社会人になってから積み重ねてきた物が役に立っている仕事です。
 
約10年生き延びてるんかぁ~と感慨深いものがある。
この10年で積み重ねた物もたくさんありますが、大切なのはやれる事やできる事ではなく、やってみる事。
何でもまずは飛び込んでみる事、飛び込んでからやりながら考える事。
 
積み重ねたやれる事・できる事があるから「結果」できてはいるので、基礎は大切です。
それでもやってみる事で無知を知る事ができたし、成長もできた。
 
好奇心で生きてきた10年だった様に思う。
 
これから更に歳を重ねると勤め人に戻ればいいという選択肢がなくなる。
そろそろ一生自分自身の力で食べていくぞっ!
という覚悟が必要な気もする。
がっ、しかし、何とかなるやろぉ~という緩い気分はいつまで経っても抜けきらない。
 
だからといって不安が無いかと言えばそうでもない。
 
積極的に営業に力を入れて仕事をとりにいくという事もしていないので、仕事の継続性とか安定性は皆無。
仕事として色々やっているが、どれもこれも所詮1人でやってる規模感なのでたかがしれている。
自分が動けなくなったらアウトです。
そうなった時はそうなった時で多分何か考えてできるという根拠の無い自信みたいなものはあります。
 
はたから見たら気楽そうにのんびり生きている様に見えるみたいですが、自分でもそう思います。
もうちょい真剣にやらんで良いんか?
こだわるとこ合ってる?
やろうと思えばもっとできるやろ?
 
客観的に自分を見ても思うことがありますが、これまでも今もとても幸せで、これ以上なんて無いよな?と確信しているので、先を見すぎて消耗しないように・生き急がないように、地に足つけて進もうと思います。
 
まだやりたい事はある。
好奇心を満たそう。
 
年齢と共に健康の不安が出てくると思うので、食生活に気を付けて、運動もして、さらに次の10年を楽しみたいです。

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プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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