売買契約当日にキャンセルしたいというご相談
携帯電話に電話がかかってきてお話を聞くと、ある不動産業者で不動産売買の契約予定なのですが、キャンセルしたいというご相談。
話を聞くと今日が契約日当日で今晩に契約予定という事。
どうやら2年以上前に書いた記事を読んでお電話下さった様で、契約当事者に迷惑をかけるのが心苦しい様子でした。
(■参考記事:契約の前日にキャンセル??)
記事の趣旨としては、きっちり理解して契約日を設定したのなら契約キャンセルはやめて下さいねって事で、決して契約キャンセルが悪いという事ではありませんよという内容です。
もちろん、契約当事者に迷惑かける事になりますが、キャンセルしたいのならキャンセルすれば良いのではないでしょうか??
僕が他社のやり方にとやかく言う事はできませんが、契約すらしていないのですから、業者さんに何を言われても契約する事はありませんし、何か言ってきたら宅建協会に訴えれば良いのではないでしょうか?とアドバイスしておきました。
何故キャンセルしたいんですか?と聞いてみると、どうやら間取り希望が4LDKなのに3LDKらしい・・・。
その理由はあなたにも問題ある様な気がするし、そもそも契約する意思を伝えて契約日まで決めてはダメですよね~とも思いながら、重要事項説明書は確認しましたか?と聞くと、まだですという事・・・。
しかもネットで色々調べて、事前に確認しておいた方が良いと書いてあるから数日前に要求したがまだ作成していないという事で断られたと・・・。
購入を決めてくれないと作成できない??様な事も言われたと・・・。
現時点でももらえていなくて、今晩が契約だと・・・。
あ~・・・よくあるやつだコレ(笑)
希望条件が違うけど意思の弱そうな方と見られて強引に契約までもっていかれてるんやろうな。(※業界的にはある種優秀な不動産営業マン。)
断ったら他の不動産業者にもキャンセルした顧客としての情報が流れてしまうのか?といった事も気にされていて、そんな事はありませんし、個人情報を他社に流すのは問題ありますよね。
その業者と親しい業者では情報共有される可能性はありますが、そこまで気にしなくて良いのではないでしょうか?と。
ん~・・・なんというか、不動産の契約に慣れていない方は不安で不安でたまらないんでしょうね。
こういう感覚が一般的だと思います。
そんな消費者を強引に契約にもっていこうとする不動産業者というのも一般的。
この図式が業界スタンダードなんですよね(^^;)
売る為にどうすれば良いのか。
仮契約とか事前申し込みとかいう敷居を低くした名目で手付金とは異なるお金を先に徴収したりして、心理的に契約を断り辛くする。
重要な事項は契約直前に説明して、多少の問題があったとしてもその場の雰囲気で契約させてしまう。
こんなことばっかり考えているんですよね、不動産業者って(-_-;)
エスキモーに氷を売れ!って発破かけられるんですよ(笑)不動産営業マンきつっ💦
なのでやはり不動産の購入には本当に買手の側に立って仲介してくれるバイヤーズエージェントを入れるというやり方が一般的になるべきだと思います。
(■参考記事:不動産を購入する時の業者~バイヤーズエージェントという考え方~)
無理矢理売ったって誰も幸せにならないですよ。
後ろめたさ等はとうに捨てたプロの不動産営業マンはいざ知らずですが・・・。
売主も買主も気持ちよく、それが結果こちらの利益ややりがいになるという取引が最高です。
というか僕はそういう取引しかしたくありません。
熟練の不動産営業マンから言わせれば、甘ちゃんだと馬鹿にされそうですが。
あっ、ちなみに『南大阪の住まい相談』とはしていますが、ココは相談所じゃないですからね~(^^;)
不動産売却のご相談や不動産購入のご相談・リフォームのご相談等、こちらにも利益のありそうなご相談をお待ちしております。
($∀$)相談するなら金をクレってのは冗談ですが(笑)さすがに全く関係ない相談を受けて時間を無駄にしたくはないです。
という事でブログネタにしちゃってるので、まっいっか。
ネタになる様な相談ならOKという事で、お気軽にお電話して来てください♪
プロフィール
-
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪
南大阪エリア(河内長野・富田林・大阪狭山・堺・和泉・羽曳野・南河内)で売却物件も募集中です♪(南大阪の不動産売却査定はこちらから)
最新記事
- 未分類2024.10.02仕事してるアピール
- 未分類2024.10.02P4-360G/DVOH
- 未分類2024.09.14少し遅い夏休み
- 未分類2024.07.08民泊オープンの大誤算