ただ単にクロス(壁紙)をコーディネートしただけでおしゃれだとかカッコいいとか言う事に凄く違和感を感じます。

正直なところを言わせてもらいますと、クロス(壁紙)というものはまがい物のテクスチャーです。

今でこそ一般的に使われていますので、クロス=正義 みたいな、土壁=悪 みたいな風潮がございます。

けれども本来、格式で言うと土壁の方がグレードが上です。

とは言え土壁嫌い理論も分かります。

ですが、一概に土壁NG・真壁NGと考えるのは早計です。

土壁や真壁が嫌いなのは汚いからという事にすぎないのです。

綺麗な柱でチリ切れも汚れも無い綺麗な土壁の場合、大体の方が美しいと感じるハズです。

クロス(壁紙)では感じる事のできない高級感を感じるハズです。

これが本物とまがい物のグレードの違いなのです。

そして本物の美しさを知れば恥ずかしくてまがい物を使いたくなくなるのです。

木のテクスチャー・レンガのテクスチャー・コンクリートのテクスチャー。

しょせんまがい物です。

けれど、最近の印刷技術は素晴らしく、まがい物に見えないものまであります・・・。

古い家は標準仕様でお汚い土壁です。

使っちゃいますよね・・・壁紙。

結局使うんかい💦

実際のところ、イメージコーディネート・カラーコーディネートが上手い方の事例を見ると良いなと思う事も多々あります。

けれど、意味のわからないこてこてフェイク使いはちょっとwww単に新建材だらけの家で細部にこだわらず壁紙コーディネートだけしてるものも残念。

ただ単に良いと思うクロスのコーディネートだけでなく、テーマを決めて照明や素材等のトータルで空間イメージをまとめているかどうかの差です。

イミテーションでもやはり本物と同じイメージでコーディネートしないと駄目だと思うのです。

ナチュラルなイメージの石張りクロスにスタイリッシュなイメージのサブウェイタイルを使ってみたり、えっ急にそこに可愛い系の建具??

モダン空間から洗面所に入ると急にレトロなタイル柄CFにエレガントなクロスの合わせ技ですか!?みたいな。で、化粧台は既製品3面鏡で下部ユニットはモダンな木目調。

わかる!すごくわかるんですよ。

あれもこれも良いと思う気持ち。

そのクロス自体、そのCF自体がダメなんじゃないんです。

トータルイメージで見ると何がしたいの?そこに意味はあるの?と個人的に思ってしまう事が多いのです・・・。

魅せたいものはどこなのか、目を惹かせる為にどうすべきなのか。バランスです。

偉そうに言ってますが、僕自身は直感的なセンスのない人だし、ゼロからのデザインはできない人だと思っています。

なので、理屈で考えてコーディネートを考えるのです。

好みとセンスでコーディネートはできないので、理屈に合わないものが気になるし、逆に理屈に合わないけど良いと感じるものは何で良いと感じるのか意味を考えます。

料理でもコレとコレの組み合わせは鉄板ってものがあったり、この組み合わせが美味いのはなんでだ!?と考えるのと同じです。

まずテーマを決めます。

次にそのテーマで画像検索しまくります。

どんなマテリアル(素材)を使って、どんなカラーでまとめているのか、要素を書き出していきます。

間取り図を元に先に配灯計画を練り、照明器具を決めます。

これをやっていくと思うのですが、僕が良いと感じるものって、どんなテーマのコーディネートでも同じで、重要なのは照明や家具等のインテリア部分なんです(–;)

壁や天井はすっきり綺麗に納めて、良いインテリアを配置する。これだけです。

なので、そもそもステージングしないと完璧なコーディネートなんてできない。壁紙安いし...だからできるだけフェイクでやっちゃおうと...。

思わないでもない。

という。

あと、ひとつ言わせてもらうと僕が良くないと思うものを良いと思う人もいるし、その逆もまた当たり前。

今まで散々内装打ち合わせしてきて思いましたが、好みは人それぞれ(爆)

それでも不変的に、できるだけ幅広い方に良いと思ってもらえる物は何なのか!を目指してつくりたいものです。

大家目線で考えると綺麗であれば割とどうでも良かったりしますが、建築目線で考えるとそんな感じ!です。

プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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