何の為にやるのか

何の為にやっているのか。
第1の目的はお金の為。
要は仕事。
けど、それだけの人間にはなりたくない。
賃貸だからこんなもんでOKと思う自分。
納得がいくまでやりたい自分。
どうありたいのか。
お金をかけすぎると収支に見合わない。
お金をかければ良い物にできるのは当然。
お金をかけずとも良い物にできてこその自分。
何がしたいのか。
どういう物を作りたいのか。
建築が好きでこの事業をやっているのだと言うのであればこだわるのが当然。
いい物=お金がかかるを言い訳にしてビジネス的にイケてない事はしたくない。
ビジネスを中心においてしまって、お金が第一とか、脳死で画一的な物を作るとか、クリエイティブを放棄したくない。
そこが何とも難しい。
誰でもできる事・誰かができる事をやるぐらいなら自分は不要。
 
ちなみに宿泊施設「河内の宿」はお金をかけずに良く見せる工夫は沢山試みた。
運営の手間はかかっているものの、利回りとしてはとても良い。
コロナ禍真っ只中にオープンしてそこまで客足は無いエリアですが、収支的にはなんら問題無し。
知らなかった宿泊業のノウハウも知れたので、自分の成長にも繋がった。
ビジネスとしてもOK・自己実現的にもOKという事で成功事例。
 
結構お金かけた様に見えるから回収に時間かかるやろなぁ~とか、逆に良い物を知ってる人からみればこんなもんかぁ~とか思われてる気がする。
実は、お金をあまりかけない為に普通はしない事をしてデザインバランスをある程度保った状態で収支を合わせてる。
よく思うのが、割と多くの人が良い物を知らないし、良い物を知ってる人はコスト感覚に欠けている。
紛い物の良さと本物の良さを掛け合わせて適材適所に使う。
手間をかける事には手間をかけ、手を抜く事には手を抜く。
手を抜くと書くと、悪く聞こえるが、コスト・手間・時間・クオリティのバランスがとても大事だと思っています。
理解してる人はほぼいないんだろうなとは思う。
 
大工というよりはどちらかというと設計士としてのコストダウンアプローチの色が強い。
職人サイドの考えで、こんな物はここに使わないとか、こんな風に使わないとか、こう納めるべきとか、頭の硬い人が多い。
僕が設計士として勤めていた時の上司の言葉で頭に残ってる言葉がある。
「構造の事を考え過ぎるのは意匠設計には良くない部分もある。」
要は現場のことはさておいて、デザインありきで考えてみて、後は現場に任せるって事。
任せるというと聞こえは良いが、現場サイドからすれば無責任とも言い換えれる。
大工をしていた時は意匠設計者に対してあまりリスペクトは無かった。
が、この考え方ももっともだなと腑に落ちる部分があり、意匠設計者に対しての見方も変わったし、やってみなけりゃ分からないと思える様になった気がする。
構造という制約からデザインを考えるのか、デザインを考えてから構造をどうするかと考えるのかだけで結構違う。
コスト管理に関しても同じで、コストを考えてからどう作るのかと考える。
どう作るからコストがこれだけかかるというプロセスとは全く違う。
 
まとまりのない文章・意味不明の文章だが、ちょっと迷っていたものが整理された気がする。
自分の強みは何なのか。
他に影響されるな。
コレはコレ、ソレはソレ。
割り切って考えて自分の時間はなりたい自分・ありたい自分の為に使う。
他人からどう思われようと本当の自分を知るのは自分だけ。
色々する度に孤独な思いに捉われるが、進め!
頭を使え・足を使え。
時にずる賢く、けれど誠実に。

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プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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