河内長野自宅エクステリア~ウッドフェンス自作してみました~

ウッドフェンスをDIYで自作してみました

DSC_0029_3河内長野の自宅の境界フェンスが錆びてボロボロだったので、ここは腕の見せ所という事で、DIYで自作してみる事にしました。

よくこんなになるまで放置したものです(;^_^

錆びが流れて、擁壁まで汚くなってます。

お恥ずかしい話です。(中古だから仕方がないと目を背け続けていましたが、我慢の限界です。)

さて、どうしたものか。

完成の目標イメージは、北欧風ガーデンフェンスです(^o^)/

既存のフェンスを外します

DSC_0037_3まずは、既存のフェンスを撤去していきます。

プラスドライバーとペンチだけで簡単に外れました。

擁壁に埋め込まれているスチール製のフェンス支柱は振れ止めにもなると思ったので、残しています。

擁壁の錆び汚れは水をかけながらたわしでこすっても少ししか落ちません。

塗装のための下地調整という意味合いもあるので、ごしごしこすると、コケ等の汚れはたくさん落ちました。(下の方を見てもらうと分かると思いますが、若干綺麗になっています。)

ペンキ屋さんは高圧洗浄を使って綺麗にするのですが、そんなもの持っていないので、手作業で汚れを落としました。

擁壁の塗装

DSC_0043_4ホームセンターで、水性シーラー・水性白ペンキ・ナイロンマスカー・刷毛 を買ってきました。

まずは水洗いした後に乾いたら、水性シーラーを塗布して一晩置きます。

水性シーラーはしゃばしゃばの水のような感じなので、すいすい塗れます。

擁壁部分だけで30分もかかりませんでした。

塗装

DSC_0044_4塗装を始める前に、ナイロンマスカーで養生を行います。

他の部分にペンキが飛び散って汚れてしまうのを防ぐ為と、塗る部分と塗らない部分のラインをしっかり出す為です。

このラインがくっきり出ているのといないのとでは仕上がりに違いが出てきます。

マスキングを外すタイミングですが、ペンキを塗ったら出来るだけ早く外す様にします。

塗装をあまりした事が無かった時に、乾くまで待つものだと勘違いしていたのですが、乾いてからだとマスキング側に付いた塗料と、塗装面に付いている塗料が一体となっている為、マスキングを外した時に塗装面の塗料を引っ張って剥がしてしまう場合があるのです。

これはDIY初心者あるあるだと思いますので、ご注意下さい。

塗装完了

DSC_0060_4刷毛で塗ったので、少し時間がかかりましたがまあまあの仕上がりに満足です。(^_^)

錆びの色が結構きつかったので、一度塗りで隠せないと思っていましたが、しっかり隠せたので、これで完了です。

ウッドフェンスの材料はSPF

DSC_0059_4ウッドフェンスに使うのは、ホームセンターで安価に手に入るSPFという材料。

SPFの説明は省きますが、一般的に安価で耐久性が無いと言われているものです。

本来、ウッドフェンスやウッドデッキ等に使用する材は、ウリンやイペ等のハードウッドと言われる材料が耐久性に優れているのでお勧めです。

これらのハードウッドと言われる材料は非常に高価ですが、その分永く持つため、トータルコストを考えるとハードウッドにした方が良いと言われます。

では何故SPFにしたのか?興味本位です。(^^)

一般的に言われる事を鵜呑みにするよりも、自身で体験してみる事で勉強になる事もあるだろうという事で。

定期的に再塗装をすることでそんなには劣化しないだろうという甘い考えもあります。

ただ、怖いのは真夏の太陽による影響で反りや割れが発生しないかという事。(白ペンキ塗装の予定なので、塗装のはがれも心配です。)

若干の心配を含みながらも、もうやってしまったので後の祭りです。

材料の塗装

DSC_0061_4材料を塗装していきます。

木材の素地が見えてくる為、しっかり2度塗り。

これが思いの他大変です。

作業スペースが狭く、1度塗りが乾いてから2度目を塗る為、時間がかかってしょうがありません。

これはかなり段取りの悪い塗り方をしてそうですが、他に良い方法があるのでしょうか?

支柱を建てていきます

DSC_0063_5まずはツーバイフォーの支柱を建てていきます。(元々あった既存のスチール製支柱の外側のラインから30mm外側でラインを決めて設置しています。)

足元はちょうど良い金物が売っていたので、打ち込み式のアンカーボルトを打ち込んで固定していきます。

金具は2×4金具 ベース金具Ⅰ というもの。M8mm長さ70mmのアンカーを使用しました。

擁壁の上面が平滑でないので、そのまま支柱を設置しても垂直が出ませんので、クサビで調整しています。

スチール製の支柱に下地を取り付けます。

DSC_0065_3既存フェンスの残しておいたスチール製支柱にワンバイフォー材を横から取り付けます。

ドリルねじ

DSC_0064_3 DSC_0066_3取り付けにはドリルねじを使用しています。

(ドリルねじは薄いスチールなら、下穴無しで取付できます。ちなみに厚さ1mmのスチール支柱でした。)

支柱にぐらつきが無いので、これをつないでおけばがっちり固定されます。

残しておいて良かったです。

直線のフェンスの場合、足元がしっかり固定されても、上の部分の振れをとめるのが難しい為、どうしたものかと考えていましたが、これでしっかりしそうです。(通常は斜材を入れたり、擁壁に穴を開けて支柱を埋め込んだりしてぐらつきを抑えます。)

柱をどんどん建てていきます。

DSC_0062_2フェンスの材料であるワンバイフォーの長さに合わせて、ツーバイフォーの支柱を建てていきます。

今回は1830mmピッチです。

柱の通り(直線のライン)と建ち(垂直性)が一番大事で、これがしっかり出来ていたら後は横から材料を取り付けていくだけの単純作業になります。

途中経過

DSC_0067_4DSC_0016まず一番上をつないで、柱の振れを固定します。

次に一番下の板を取り付けて、後は上に積み上げていくだけです。

積み上げていくときには、下に取り付けた板の上にとりたい隙間のmm数の材料をかましていけば、隙間の大きさも揃って、平行に取り付けていくことが可能です。

今回は15mmの隙間で考えていたので、15mmの板を挟んでいます。

完成

DSC_0089DSC_0091こんな感じで完成しました。(^^)

飾りつけが寂しいので、ハンギングや小物を増やして賑やかにしていこうと思います。

綺麗になりましたが、今度は雨が降るたびに土はねや汚れが気になっています(-_-;)

清潔さを保つ為にもメンテナンスはしっかりしていかないといけませんね。

改めて施工前の写真を見てみるとひどいですね(^^;)

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プロフィール

大政 容平
大政 容平エン・ワークス(設計士・宅建士)
大工・2級建築士・宅地建物取引士。1980年生まれ。2児の父(男の子と女の子)。趣味は、ギター・料理・日曜大工。大工は元プロですが(;^_^A。子供は何でも作れると思っちゃってます。建築・デザインが好きで、リフォームや新築も承ります。(100棟超の新築住宅設計)ブログもやってますので、見てみて下さいね♪

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